FabcoreのMakerchip

Japan RepRap Festival 2025に行ってきたのですが、そのイベントで名刺代わりに交換するMakerChipを作りました。 (MakerChipとはなにかについてはこちらをご覧ください

MakerChipについて知ったのは、Xの投稿でした。Japan RepRap Festival 2025というイベントがあって、そこに参加する人たちがMakerChipを作っているのをみて、面白そうだなと思ったのがきっかけです。みなさん多色の3Dプリンタで良い感じに作っていらっしゃるのを見て、うちの3Dプリンタは単色だし、QRコードなんて無理だしなぁ。いいなって感じで眺めていたのです。

でも、ふと思いついてしまいまして「そうだ、2色で別々に作って、はめ込んで作ればいいじゃない!そしてQRコードはハンコを作って押せばいいじゃないか!」で、作ってみました。

はめ込みのデータははめ込むための機構をつくるのは面倒だったのでクリアランスなしにして無理やり押し込む感じで、文字の部分だけ0.2mmオフセットしました。結構ギチギチで、手ではめるのは難しいので木槌で叩いてはめています。データはやり直しなしで一回でうまくいきました。

FusionでつくったFabcoreのMakerchipのデータ

ただ、QRコードのハンコを押してみるとだいぶにじんでしまったので、リキテックスのモデリングペーストを塗って、一度やすってから、ハンコをおして、そのあとつや消しのトップコートをスプレーしました。

あと大変だったのが、a、b、o、e の穴にもはめ込んでいるので、それがめんどくさかったことです。文字をもう少し大きくしておけばよかったと後悔しました。小さなパーツはむりやり入れてるので凸凹していますが、なんとか完成しました。

思いついたのが、イベントの3日前だったので、あまりたくさん作れなかったのですが、人に話しかけるのが苦手で交換できず、余らせてしまいました。Fab-core に置いているので、欲しい方どうぞ持って帰ってください〜。

makerchip 下地塗り
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モデリングペーストを塗って、ハンコのにじみを抑えます。QRコードも読み取りやすくなる。

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レーザー加工機で作ったハンコを押します。そのあと、つや消しスプレーでコーティング

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細かいパーツもはめ込みます。これが一番大変だった

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2025-06-20