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本日、レーザー加工機を利用していた方から「カットができません」と言われまして、見てみますと、彫刻とカットが一緒になったデータをIllustratorから送るとジョブコントロール画面でカットのパスが全く表示されていないという事案が発生しておりました。(彫刻部分は表示されており、加工もできました)

こういうことは時々あります。線の太さが0.001mmになっていなかったり、色が間違えていたり。これで解決できる場合がほとんどですが、今回はちゃんと線の太さも色も合っているのにデータが送れないという残念な状態でした。

こういう時は、Corel Draw(イラレのようなソフトウェア)を使うとたいていうまく行くのでCorel Drawで開いて送ってみましたが、データが一部ぼやけたような薄いラインになっていて、このぼやけたような部分はカットされず、結局原因がわからないまま、データをお預かりして調べておきますということにして、別のデータを使って作業を続けてもらいました。

利用者の方が帰ったあと、データを調べてみますと、データの一部分の不透明度が99%になっており、このせいで全てのパスが影響されてカットラインが表示されていないことがわかりました。99%になっていた部分を100%に変更すると、全てのカットラインが表示されました!

不透明度とは!全く気がつきませんでした。

これ解決できたんで、レベルが上がった気がします。

2018-01-31  #news