#news 記事の一覧

レーザーカッターではんこ作ってみた。今回はEVA編。

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材料は、

はんこ・・・EVAシート(100円ショップで売ってるもの)

はんこの持ち手とはんこホルダー・・・MDF 2.5mm

EVAシートというのはスポンジみたいなふわふわした素材。

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レーザー用のゴムより短時間で作業ができて割安なので試してみた。

Trotecレーザーのスタンプモードで加工。

これなら反転したデータを作らなくても勝手に反転して、細いラインを何度も押してもつぶれないように堤防みたいな台形にカットしてくれる。

EVAはゴムと比べると鮮やかさで劣るのと、耐久性にやや不安はあるものの、ゴム印のプロトタイプや年賀状、雑貨感覚のちょっとしたはんこならこれでいいと思う。

今回は版画風に2色刷りのはんこに挑戦。

型枠をつくって、ずれないように2回押す。

まず塗りのはんこ。

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つぎはラインのはんこ。

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できた。ぼやけたラインは独特の雰囲気を醸して良い感じ。

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これうまくできれば多色刷りもできる。

これで来年の年賀状のデザイン考えてみるのもいいかも。

2014-10-31  #news 

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少しずつ寒さを感じるようになってきました。きょうは何を着るかと迷ってしまいます。

11月の一般開放日と導入ワークショップの予定をお知らせします。

一般開放日 11月

5日(水)、6日(木)、13日(木)、19日(水)、20日(木)、27日(木)

導入ワークショップ 3Dプリンタ 11月

12日10:00〜 、26日10:00〜

導入ワークショップ レーザー加工機 11月

12日 14:00〜 、26日 14:00〜

すべて予約制になっております。

また、11月以降の企画として

「レーザー加工機を使ったはんこワークショップ」

年賀状をそろそろつくりはじめる時期だと思います。レーザーではんこづくりを始めるにはピッタリの時期ですね。レーザー専用のゴムをつかったゴム印と100円ショップで売っているEVAをつかったはんこの2種類のはんこの作り方、持ち手部分もレーザーで作ってみるというワークショップをです。(このワークショップはIllustratorでご自分でデータを作ることができる方を参加対象としておりますのでよろしくお願いします)

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「はじめてのArduino講座(タイトル仮)」

プロトタイプなど、まずなにか作ってみるときに便利なArduino。でも初心者にはちょっと敷居が高いですよね。そんな方むけの講座です。

詳しい情報はまたこちらのサイト上でお知らせいたします。

こんなことを知りたいまたは、こんなものを作りたいなどご要望があればお伺いしますのでご連絡ください!

2014-10-24  #news 

Fab-coreの常連でパズルデザイナーのOsanori Yamamoto さんがFab-coreのオリジナルパズルを作って下さいました。

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Osanori Yamamoto さんは木材やMDFをつかった平面や立体のパズルを作っていらっしゃいます。

今回のパズルは、文字のピースを上側の二つの枠のどちらかにはめ込むもの。枠の中のキャラクターはFab-coreを委託運営している有限会社トリガーデバイスの非公式キャラクターです。

このパズル難しいです。

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Fab-coreには、その他のパズル作品も展示させていただいてます。パズル好きの方はぜひチャレンジしにきて下さい!

Osanori Yamamoto さんのサイト Puzzle Design   では fab-coreで制作されたその他のパズルもご覧いただけます)

2014-10-23  #news 

異業種の企業の方々が集まって平成26年度6、7月に開催した、新事業開発プロジェクト「コア・ブースター・プロジェクト」の紹介と、そこで生まれたプロトタイプをCEATEC JAPAN 2014に出展しました。

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出展したのは、「イロドリスタンド」と「ことばつみき」です。また、前年度のプロジェクトから生まれた「光枡」も一緒に展示しました。

展示会には約15万人の来場者があり、出展ブースには多くの方々がいらっしゃいました。ある試作品には予約したいというお話もありました。

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メディアにも取り上げていただきました。

岐阜県が取り組む、IoT時代を見据えた新しいモノづくり

このような製造業とITを組み合わせた製品開発を、ものづくり空間“Fab-core”は応援しています。

1月頃には、短期でのプロジェクトを予定しておりますので、製品開発に強い意欲と能力を持っている企業の開発者の方々は是非、ご参加ください。参加方法は、後日サイトでご案内いたします。

また、自社で製品開発を行いたい等のご相談も伺っておりますので、こちら「初めての方へ」をご覧になり、メールでご予約の上お越しください。

2014-10-21  #news  #project 

3Dプリンタの技術本ではよくiPhoneケースのモデリングがとりあげられている。

樹脂を熱で溶かして積み重ねていく熱溶解積層方式の3DプリンタでiPhoneケースをつくるのは実用的なのか? という疑問を持ちつつ「3Dプリンタのためのデータ作成研修」でiPhoneケースのモデリングの講師をしてみた。

ということで研修前に実験したことを報告!

3Dプリンタでもっとも出力しやすいかたちと方向

 

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最もシンプルなかたちを下向き(ケースの裏面が台に接する)で出力。

この方向に出力するのが一番時間が短くて、フィラメントの量がすくない。

(Cube2での出力時間:1時間 フィラメント:13.7g)

「こんなシンプルなかたちを3Dプリンタで作る意味がそもそもあるのか?せっかく3Dプリンタなんだからもっと凹凸のあるオリジナルデザインにしたい」

もちろん、おっしゃる通り。
だが、3Dプリンタはつみ木をつみあげて形を作るように一層ずつ層を積み上げながら造形していくもの。支えるものがなければ空中にフィラメントを置くことはできない。
凸凹したデザインだと支えるもの(サポート)が必要なのだ。

裏面が台に接するようにに出力すると凸凹したデザイン部分にサポートがついてしまう。サポートはとれるが見た目がよくない。ヤスリで表面をみがくのは手間がかかる。
裏面を上向きに出力してもサポートは必要だが、内側の見えない部分なので上向きに出力した方が良いだろう。

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まぁ、そうすると時間は3倍、フィラメントの量は2倍になってしまうのだ!

(Cube2での出力時間:3時間5分 フィラメント:27.7g)

時間がかかっても好きなものを作りたいのよ。という方はチャレンジしよう。

サポートとるのはめちゃくちゃたいへんだけど。

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そこで考えた。そもそもこんなサポートは必要なのか。オリジナルのサポートもありなのでは?

サポートがとりやすいように考えたイボイボサポート

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出力スタート!

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一見うまくいってそうに見えたのだが、

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こんな結果に。サポートになってなかった。フィラメントを支えきれずに垂れて流れている。

ということを、バイトさんに話したらこんなものを作ってくれた。

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円柱びっしりオリジナルサポート。これをCube Softwareに読み込んで3Dプリンタで出力できるように変換すると、出力時間9時間の表示!! もちろん出力中止!

デフォルトのサポートよりも時間がかかるという恐ろしい子。

サポートはまだまだ考察の余地あり。と問題を残しつつ、縦向きで出力。

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(Cube2での出力時間:2時間40分 フィラメント:21.1g)

上向きに出すよりはサポートをとるのが楽かも。これは裏面がつるっとした場合。凸凹しているとそこにもサポートがつくのでデザインによってはもっと時間もかかるし、フィラメントも必要。

考え方をかえて、凹凸のあるデザインより形をくり抜くようなデザインにしてみたらどうだろうか?

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これは、裏面を下向きに出力。

(Cube2での出力時間:1時間 フィラメント:12.37g)

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参考事例

フリーのCADソフト123D DesignのサンプルからダウンロードできるiPhoneケース。

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裏面を下向きに出力。サポートあり。ギザギザした歯の部分にサポートがついた。これぐらいの凸凹ならサポートもとりやすいが表面がザラザラしている。(iPhone5のケースなのにサイズがあわないのでダウンロードする方は要注意)

おまけ:研修中につくってみた。

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まとめ

【表】iPhoneケースの出力

 

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3Dプリンタ:Cube2  フィラメント:PLA

結論

熱溶解積層方式の3DプリンタでiPhoneケースをつくるならデザインは
「盛るより開けろ!」だ。

iPhoneケースは形として3Dプリンタでつくるのには向いてないと思う!

注意

ちなみにここで作ったのはすべてiPhone5s用のケース。iPhone6以降だとfab-coreにあるCube2ではサイズがぎりぎりでデザインに よっては出力できない。また、この研修を企画したときにはまだiPhone6が発売されていなかったことから5s用のケースになっている。


operating noise of 3DPrinter cube2ndGeneration.(Fan noise cut )

3Dプリンターが素敵な動作音を発していたので、本格的に録音してみました!
円形のモデルを出力しています。
(こちらはファンのノイズをカットしたヴァージョンです。)

2014-10-07  #Fab-core  #news  #Noise  #SoundCloud 

operating noise of 3DPrinter cube2ndGeneration.

3Dプリンターが素敵な動作音を発していたので、本格的に録音してみました!
円形のモデルを出力しています。

2014-10-07  #Fab-core  #news  #Noise  #SoundCloud 

「3DプリンタでiPhoneケースを作ってみた」の中で水平面の仕上がりが裏と表で大きく違ってることを書いた。

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それで、なんとなくいままで作ったものを見てみると、作ったものによって面の仕上がりがかなり違うことに気づいた!

これってもしかして、プリンタノズルと台の間の隙間の値が関係しているのではないか???

そこで、値を変えてテストしてみた。

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一目瞭然!全く違う。

一番上はノズルと台をあえて1mm近く放してみたもの。一番下はノズルと台のすきまがほぼ0の状態。

このまえのiPhoneケースの場合だと、ちょっと隙間が開きすぎていたみたい。

説明書にはノズルと台の隙間は半分に折ったコピー用紙がとおるくらいとあるのだが、私の認識ではちょっと感覚が甘かったようだ。

見た目では下から2番目くらいがちょうどよい感じ。これは名刺の紙をはさんでぎりぎり動く程度の隙間。

一番下だと、ノズルがひっかかってがりがり表面を削ることがあるのと、横から見ると押しつぶされたようになっている。

この下から2番めの値でと確定したいところだが、なぜかプリンタによって個体差があるのと、今はガラス面にマスキングテープをはって糊をぬって使っているのでその分の厚みもあるのでこれが絶対値というのが言えない状況。

なんか当たり前なことでつまずいていたのが情けない。

でも、これで3Dプリンタの仕上がりが変わってきそうで嬉しい!今まで3Dプリンタのせいにしてたよ。ごめんなプリンタ!

2014-10-02  #3Dプリンタ  #news 

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3Dペンで物体をトレースしてみたい。
なにがいいだろう。形がわかりやすくて、熱々のフィラメントが触れてもとけないものもの。
Fab-coreにあったのが耐熱ガラスのコーヒーカップ。これやってみよう!

最初のつまずき・・・
カップの口の部分から3Dペンでいきなりトレースしようとしたら、当然のことながらガラスなのでつるつるすべる。
そこで、口と底の部分の形を紙に写し取り3Dペンでなぞって円を描いた。

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写し取った円をコーヒーカップの口と底にマスキングテープではりつけ、円をつなぐ縦線をを数本ひいて側面を回転させながらなぞっていく。

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ひらめいた!
カップの部分ができて、取っ手をつくろうとしたときに、ふと気がついた。
もしかしてマスキングテープをはりつければ3Dペンのフィラメントがすべらずくっつくんじゃないか?
これが正解。取っ手はうまくいった。

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カップと取っ手をつなげると、取っ手が重すぎて転んでしまう。
なんということだ。底を分厚くしておもりにしよう。
底面にマスキングをして底面をつくる。
これで倒れなくなった。ばんざーい完成・・・・・。

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でも、ちょっと汚い。

実はこのときある問題がおこっていた。

この時使っていたフィラメント、出しっぱなしで放っておいたので湿気を吸ったのか、作りながらぷすぷす気泡がはじけて太さがまったく安定しなかったのだ。

Fab-coreでは通常3Dプリンタに使うフィラメントは使い終わったあと、冷蔵庫か乾燥剤の入った密閉容器にしまっている。
この夏は雨が多かったせいもあるが、フィラメントを室内に置いたままにしていると、フィラメントが弱くなって途中で折れてしまうことがよくあった。
そんなこともあったのに、この3Dペン用のフィラメントは置きっぱなしになっていたのだ。

もう一度試してみる
ということで気を取り直して、ちゃんと密閉容器に入れていた予備のフィラメントで作りなおす。

こんどはコーヒーカップの全面にマスキング。

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うまくフィラメントがはりついていく。
取っ手の部分をのこしてどんどん縦横トレース。

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カップ部分完成!予め少なくトレースしていた取っ手の上を一部カットしてコーヒーカップ本体からはずす。

次は取っ手をトレース。

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取っ手とカップをつなげれば完成!

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こんどはうまくいった!

3Dペンでワイヤーフレーム状に形をつくっていくときのポイント
冷えたフィラメント同士はくっつかないので、とけた熱々のフィラメントが冷えたフィラメントに接するようにつくっていく。
このとき、フィラメントを出すノズルの部分がフィラメントにつくと焦げるので注意。

今後の課題
ところどころにダマができるのでそれを回避する方法を考える。
(今のところはまめにダマをカットするくらい)
フィラメントの太さを一定に出せるように3Dペンを動かす速度を調整できる腕力と技を身につける(これ難しい!)

以上、3Dペンで現実世界をトレースしてみた報告でした!

2014-10-01  #3D 3Dpen  #news 

締め切りは明日9月30日と急な募集なのですが、Fab-coreで行なう講座のお知らせです。

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3Dプリンタ利用の概要を学びながら、3DCAD(123D Design)を使って、サイコロやiPhoneケースを3Dプリンタに出力するためのデータ作成方法の習得ができます。

これから3Dプリンタや3Dデータの活用を考えている方に最適なコースです。

ぎふIT・ものづくり協議会会員に入会すると無料で受講できます。10月からだと15000円で入会できて、個人の方でも入会できるようです。詳しくは連絡先にお問い合わせ下さい。

ぎふIT・ものづくり協議会事務局 担当:太田・近藤
((公財)ソフトピアジャパン 内)
TEL:0584-77-1188 FAX:0584-77-1107
電子メール:info@gifu-itmonodukuri.jp

http://www.gifu-itmonodukuri.jp/modules/eguide/event.php?eid=76

2014-09-29  #news