今月のファブコアカフェはファブコアを運営している有限会社トリガーデバイス佐藤がマスターになり、お話します。

今回は3つのトピックを中心にマスターの興味や、面白い便利と思った事を中心にゆるくお話する予定です!

・お隣のイノベーション工房に導入されたデジタルミシンの解説と見学
・トリガーデバイスが仕事で使った長距離ZigBeeの話
・マスターの佐藤によるスマートウオッチ(AppleWatchとPebble)の違いのレビュー
トピックの持ち込み等も大歓迎です。興味のある方は、ぜひぜひご参加下さい。

ファブコア・カフェとは月に1回ファブリケーションやモバイル、新しいツールなどの話題をおしゃべりをしたり、実際に触ってみたりなど様々なアプローチから楽しくFabに親しむイベントです。

開催日:5月22日 18:00~20:00(イベントは19:00まで)
場所:ソフトピアジャパンドリームコア1F Fab-core
主催:Fab-core
参加費:無料

2015-05-14  #news

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第1回目のファブコア・カフェを4月24日(金)18時からファブコアで開催しました。

ゲストは上原昭宏さん。
4月16日に出版されたばかりの山路 達也さんとの共著「アップル、グーグルが神になる日 ハードウェアはなぜゴミなのか?」について大いに語っていただきました。

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「アップル」」「グーグル」「ハードウェア」と聞くとちょっとファブとは関係ないんじゃないの?
と思われるかたもいらっしゃるかもしれませんが、IoTやメーカームーブメントなど、ファブリケーションにも関わるこれからのモノづくりを考える上で重要
な要素がたくさん散りばめられていました。

1、アップル、グーグルが神になる日とは?
2、ハードウェアはなぜゴミなのか?
3、どうしてこの内容が「売れるコンテンツ」として取り上げられたのか?

という流れで、新著の内容について目次に沿いながら(有)トリガーデバイスの佐藤が上原さんに質問するという形で進行しました。

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モノづくりの世界で起きていること。
東京に住んでいないからわかること。
ネットワークにつながったハードウェアをどう売るのか、どう付き合っていくのか。

日本の家電メーカーのこれから、モノづくりの世界のこれからを「こういう未来もあるよね」と「妄想(佐藤談)」を語る上原さん。
でも最後はきっぱり僕が考えるのはこれしかない。とおっしゃっていました。

とても刺激的な内容で、30名ほど集まった参加者も熱心に聞き入っていました。
最後は、じゃんけん大会で勝った方には上原さんから著書がプレゼントされました。

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詳しい内容はぜひ、「アップル、グーグルが神になる日 ハードウェアはなぜゴミなのか?」をお読みください。かなりオススメです!


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昨日から切削加工の導入ワークショップが始まりました。

作りながら工夫すること、どういう素材でなにを作るか、またなにができるのか。

ものを作るときはいつでも考えなければいけないことですが、新しい道具を手にいれると、改めて作ることについていろいろ考えてしまいます。ワクワク。

ということで、5月の予定です。5月はゴールンウィークもありますので、一部休日が変わります。ご注意ください。

▶導入ワークショップ

レーザー加工機 9日(土)10時〜、28日(木)10時〜

3Dプリンタ 14日(木)14時〜、23日(土)10時〜

切削加工機 14日(木)10時〜、28日(木)14時〜

 

▶一般開放日、見学日(フリータイム)

全日フリータイム

2日(土)、13日(水)、16日(土)、20日(水)、21日(木)、27日(水)、30日(土)

午後のみフリータイム

9日(土)、23日(土)

休日はカレンダーどおりで日曜日、月曜日が閉館日です。

(注意)5月7日は振替休日でお休みになります。

また上記日程以外でもワークショップを希望される方、機器を利用したい方はご連絡ください。

メール:fab-core[at]triggerdevice.com([at]は@に変更してください。)

5月のファブコアカフェは日程が決まり次第お知らせします。

2015-04-24  #news

様々な素材から、同一の3DCADデータ(50 x 50 x 15 mm)を切削加工する実験をしました。

結果をいくつか紹介します。

 

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こちらはポリスチレン系の発泡材です。

密度の違いなどによって仕上がり具合が異なります。

柔らかい素材なのでいずれも1時間弱で出力できました。

早く安定した切削ができるので、形状をすぐに確認したい時に向いていると思います。

導入ワークショップでもこの素材を使用します。

 

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こちらは樹脂です。

左からABS、アクリル、天然ゴムの順に並べています。

バリ取りなどの後処理が必要ですが、熱による変形が少ないので細かい形状も高い精度で出力できます。

また、いずれも塊から切削しているので、量産品と同等の高い強度を持っています。

加工時間は3〜4時間です。

ちなみに前回の記事にあったケミカルウッドも樹脂の一種です。

 

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最後に紹介するのは木材です。

左上から右下に向かって朴、バルサ、杉、ウォルナット、樺、コルクの順に並べています。

木目などの質感がそのまま出るので見た目が良いです。

木の種類によっては強度もあるので、大きな力が加わる用途にも向きます。

加工時間は3時間程度です。

木材の個体差や繊維の方向などが加工に影響を与えるので、切削に少しコツが要ります。

 

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これらの加工物はファブコアで展示中です。実際に見て触りたいという方はお気軽にお越しください。

ここで紹介していない素材に関する相談も受け付けております。

なお、ファブコアの切削加工機は、金属の切削加工に対応していませんので予めご了承ください。

導入ワークショップでは、素材ごとに違う切削加工のノウハウなどの紹介もいたします。

興味がある方はこちらからお申し込みください。

2015-04-21  #news

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4月から、月に1回(第3か第4金曜)ファブリケーションやモバイル、新しいツールなどの話題をおしゃべりをしたり、実際に触ってみたりなど様々なアプローチから楽しくFabに親しむイベントを行います。

第1回目は、今月「アップル、グーグルが神になる日 -ハードウエアはなぜゴミなのか?」を出版されたばかりの上原昭宏さんをお迎えして、本の内容やその基礎となった開発での体験などトークセッションといった形でお話を伺おうと思います。

刺激的なタイトルのですが、内容はAppleやGoogleの取組みを例としながらIoTと呼ばれる動きについて分かりやすく解説しながら、今後の起こりうる未来像に関して考察されています。抽象的に語られがちなIoT、モバイル、ウエアラブルという言葉が、エンジニアである上原さんの視点から実例と共に現実的なシステムとして説明されているので、知識だけでなくビジネスとしてこの分野に取組みたい方にも良い知見が得られるのではないかと思います。

開催日:4月24日 18:00~20:00(トークセッションは19:00まで)
場所:岐阜県大垣市ソフトピアジャパン ドリームコア1F Fab-core
主催:Fab-core
参加費:無料
トークセッションメンバー:上原昭宏(合同会社わふう)、佐藤忠彦(有限会社トリガーデバイス)

ゲスト紹介:上原昭宏(うえはらあきひろ)氏
1975年京都府生まれ。奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科博士前期課程修了。
工学博士。デジタルカメラメーカにてASIC開発、㈱ニデックにて人工視覚システム研究開発に従事した後、
2011年、㈱エージーリミテッド役員就任。現在は合同会社わふう代表社員、リインフォース・ラボ個人事業主。

2015-04-18  #news

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今年度から土曜日もオープンです。ということで初めての土曜日。

まず、オープン準備をしていて目についたのが、粉に埋もれているなぞの物体。

これはなんでしょう?

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切削加工機で、なにやら作っていた模様。

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粉をどけると、かたちが見えてきました。

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これは何に使うものなのか。

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裏です。角がきれいですね。表面もなめらかです。

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切削加工機の道具を片付けるためのものを作っていたのですね。ぴったり収まってます。材料はケミカルウッドです。

ということで、今月から切削加工機の導入ワークショップがはじまります。

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これが切削加工機です。

ワークショップでは、イラストレータと123DDesignを使って、こんな↓迷路をつくるそうです。

最初の導入ワークショップは4月23日の午後2:00からです。興味のある方はこちらからお申込みください!

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2015-04-04  #news

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